当ページのリンクには広告が含まれています。 保育士・幼稚園教諭

幼稚園の先生時代の失敗談!保育士に転職⭐︎『逃げるが勝ち』の本当の意味は?

2024年6月21日

 

悩み
悩み
幼稚園の先生になろうかな〜保育士になろうかな〜?

悩んだ方も多いのでは?

幼稚園教諭免許と保育士免許、両方取るのは大変でしたよね。

  • 幼稚園や保育園の実習
  • 実習記録
  • 児童養護施設の実習
  • 短大では大学より授業が多い
  • 夏休みは少なめ
  • 髪の毛を染めたくても我慢することも多い

保育士試験を受けた方も多いと思いますし、他にもたくさん苦労したことがあるでしょう。

それでも幼稚園の先生や保育士になるべく奮闘したみなさま!!

本当に素晴らしい⭐︎⭐︎

 

ただ、就職して気づいたことでしょう…

『理想』『現実』

 

そんなあなたに送る、幼稚園の先生から保育士に転職したすみっぺ(筆者)の話しです。

幼稚園の先生時代で『泣き崩れた日々』という経験があったからこそ、みなさんに

突破できるんだよ!成長できてるんだよ!希望を持って!

と、強く未来へ歩んで欲しいと願いながら書き綴っています。

 

これから転職を考えている方、特に

悩み
悩み
もう幼稚園教諭や子ども相手の仕事なんて嫌だー!!!

と叫びたいあなたへ送るお話しです。


 

幼稚園の先生時代の失敗談!泣いた日々と突破した結果、保育士に転職した話し

晴れて幼稚園の先生になった日

幼稚園・保育園の先生

夢を叶えた!という方も多いでしょう。

筆者もクワクドキドキ緊張しながら、いよいよ始まる「幼稚園の先生」を楽しみにしていました。

ただ…

悩み
悩み
あれ?理想通りではない…

そう気づくまでにそう日数はかかりませんでした。

きっとみなさんもそうですよね。

 

幼稚園の先生は、3年経たないと一人前ではないといわれますが、保護者にとっては何年目であっても『先生』には変わりありません。

しかも、『幼稚園』という場所に入れる保護者は、

  • 教育のため
  • 小学校前の学習のため

など、子どもの可能性を伸ばすためまたは引き出すために入れたと言う方がほとんどです。

その分先生に求めるものも多くなるため、保護者からの要望に耐えられず多くの先生は若いうちに退職

そりゃ…自分より年上の保護者には対応に参りますよね。

元モンスターペアレントと名乗る保護者と話したことがあるのですが、

「初めての子育てだから、こちらも必死!だから、先生にも求めてしまう。」

と言っていました。

 

 

子どもは可愛い…でも仕事量に困惑

幼稚園・保育園の先生 疲れ、疲労

私の最初は「補助」でしたが、1人の先生が精神的に辞めたので、10月頃から担任を持つことになりました。

4月からいきなり担任を持った先生は、私以上に困惑したことでしょう。

仕事量はかなり多いですよね…持ち帰りや休日出勤はザラではありませんか?

私は変な仕事の仕方ですが、同僚と深夜のカラオケで歌うのを交代しながら歌っていない方は仕事をする、というスタイルをとっていました。

みなさんは、仕事量と体力と合っていますか?

 

また幼稚園では

  • 入園式
  • 夏祭り
  • 合奏の発表会
  • 劇の発表会
  • 参観
  • 運動会
  • 卒園式

その他にも、大きな行事が盛りだくさん!

すみっぺ
すみっぺ
私の勤めた園は、毎月5曲ほどピアノのテストがありました!

合格しないと、もれなく休日出勤でした。

行事が多く見栄えがいいと、入園を検討してもらいやすいですもんね。

 

 

協力しているようで、隣のクラスも敵?

私の勤めた園は大規模園。1学年5クラスもありました。

『合奏』も『踊りの発表会』も学年の5クラスで比較され、プログラム順も比較された結果で決まります。

別の幼稚園は学年2クラスしかないので協力し合っていると聞いたので断言できませんが、隣のクラス同士がライバルになる話しはよく聞きます

みなさんの園はどうですか?

 

 

 ( …ちょっと一息、幼稚園のいいところ )

休暇中 休み

ズバリ!まとまった休みが取りやすいことですよね!

休日出勤が多い園でしたが、お盆などは休みでした。

保育園は働く家庭のための施設なので、お盆も出勤ですし、なかなかまとまった休みは取りづらいです。

私が幼稚園の先生を選んだ理由の一つに、仕事する時と休む時をきっちり分けたいと考えていたのもあります。


 

 

モンスターペアレント

さぁ話しを戻しましょう!

みなさん、1度はモンスターペアレントだと思う方に出会ったことがあるでしょう。

友達と愚痴り合ったこともあったでしょう。

  • はらわたが煮え繰り返った日も
  • 爆発しそうになった日も
  • 何故か頭を下げないといけなかった日も
  • 悔しい思いをした日も

様々な日を、20代になったばかりで経験したことでしょう。

もうお子様が成人した保護者の話しですが、「今思えば幼稚園に通わせていた時の発言は、完全にモンスターペアレントだったわ…」と時を経て言っている方も…

そう、その時は気づいていない方もいるのです。

(…より厄介ですけどね。)

年上にあれこれ言われ、ぺこぺこするしかない立場…

そりゃ、辞めたくもなります!分かります!!

 

 

私の突破法…それは

辞表提出

私は6月、幼稚園の主任のある行動がきっかけで「もう辞める!」と思い立ち、次の日園長に突然辞表を提出し、その次の日は休みました。

そう、私は『辞表』を選択しました。

完全に精神的に参っていました。

ただ、脳裏に浮かんだのは子どもの姿

出勤するのが嫌で嫌で仕方なかったですが、次の日出勤しました。

子どもたちは「先生風邪ひいた?」「大丈夫?」朝から私を見るなり、温かい言葉をたくさんかけてくれました。

久々、人の(子どもの)温かさで泣きそうになりましたが、我慢しながら大丈夫と答えました。

それから3月末で辞めるまで、1日も休みませんでした。

 

みなさんは辞表を出すタイミングを迷っているかもしれません。

精神的にやられてしまっては、あなたの大事な人生がガラッと変わりますし、何より心配する人も多いことでしょう

もっと詳しく

私の知っている中で幼稚園の先生で精神的に参った先生は2人いますが、たまたま2人とも母親が一緒に出勤してくれて、園長と話し合いしたそうです。2人ともその話し合い後すぐ退職しています。

 

精神的に参りそうなら、お願いですからすぐ辞めてください。

人生にはいろいろな選択肢があります。保育の世界だけではありません。

世界は広いです!



再就職へ

私の場合、幼稚園の先生をしながら次の就職先探すために、通っていた短大に戻りました。

無知だったので、ハローワークや転職サイトで探すという方法を思いつきませんでした。

短大の就職担当に号泣しながらありのままを聞いてもらい、スッキリした後次の就職先は企業がいいと言ったのですが、「ここは保育の短大だし、就職氷河期だから、企業はない」と言われ、保育園を探しその後就職しました。

子どもという仕事から離れたかったけれど、先生以外の職業に自信がなかったのも事実です。

ただ保育園へ行ったことで、『逃げるが勝ち』の意味を知ることに…

 

 

『逃げるが勝ち』の本当の意味

転職 チャンス

保育園でもう一度奮い立たせて頑張りました

やはり環境は違うもので、年功序列の幼稚園に対して保育園は分け隔てなくフレンドリーで戸惑うこともありました。

また、幼稚園では子どもの人数が多すぎて把握できなかったことが、少人数の保育園に勤めたものだから、子どもの生い立ちや生活環境まで知った上での保育を求められます。

ただ、同じような行事が行われることが多いので、幼稚園の先生時代に培ったものが開花しました

  • 設定保育の教え方
  • 合奏の教え方
  • 子どもへの伝え方
  • ピアノの曲

なぜか、今までしたことのなかった劇の教え方もすんなりできました。感覚で分かるのです

保育の仕方を褒められ、『賢いクラス』と名付けられ(その言葉での葛藤もありましたが)…

幼稚園の時に鍛えられたからこそ、評価を得ることができました。

 

『 逃げるが勝ち 』

とはこのことだと思いました。

逃げて終わりではない

1度は逃げたかもしれないけれど、その先でさらに頑張ったから結果が出た、突破した。

そういう意味だと私は思っています。

逃げるだけでは逃げた人間です

逃げた先でどれだけ自分を立て直し、奮い立たせるか、とても重要です

ただ、精神病になったら元も子もありませんので、体と心を労ってくださいね

 

 

最後に…転職も視野に入れてみて

悩み
悩み
転職はしたい!でも、保育の勉強しかしなかったから、異業種に転職は敷居が高いよ…

なかなか他の業種に踏み込むのに勇気が入りますよね。

ですが、今では様々な転職サイトがあり、1歩踏み出す勇気さえあれば誰でもチャレンジできます

またネットの世界なら、地元のハローワークでは出会えなかった自分にマッチした求人にも出会いやすい。

給料が上がって贅沢できたら、旅行だってライブだってたくさん遊べます!

幼稚園教諭や保育士は激務だからこそ努力家が多く、またコミュニケーション能力も上がっているため、他の業種に行っても活躍できる方も多いです。

 

そんなみなさまのために、幼稚園の先生や保育士が転職しやすいサイトを今後まとめたいと思っております。

私の周りにも保育士だった子が歯科助手の資格取って働いた子一般企業から独学で労務士を取り転職した子、様々な人がいます。

共通して言えることは、みんな逃げるだけでなくひと踏ん張りしたこと

人間成長するためには、何かを超えていくことが必要なのでしょうね。

 

またいつか、ZOOMなどでお悩み相談乗れたらな…と感じています。

すみっぺ
すみっぺ
頑張るみなさんを応援しています!

私のこの記事が、ヒントになりますように。


  • この記事を書いた人

すみっぺ

元幼稚園の先生(3年)・元保育士(6年)
現在は、こども園の調理員として活躍中⭐︎
子どもに携わる仕事を、なんと10年以上!

家庭では、男の子の2児の母⭐︎
様々な視点から、子育てについて発信していきます。

-保育士・幼稚園教諭