実際どんなところかは、あまり知らないわ。
大釜や冷蔵庫、揚げるためのフライヤー、巨大殺菌滅菌庫などなど…
調理室は実にたくさんの機械に囲まれています。
ですが、とりあえず包丁さえ使えれば、調理の仕事はできます!
筆者も全くの初心者から調理の仕事を始めました。
ですが家と調理室では、提供人数や機械、調理器具、作り方など、やはり違う面は多々あります。
どのような仕事でも最初は学ぶ姿勢が大事!
生きて行くための衣食住の『食』を仕事で学べるなら、こんなにラッキーなことはないと思いませんか?
さっそく調理の魅力について覗いてみましょう!
調理は『なんて素晴らしい』魅力を大公開!
調理は手料理が1番!
今の時代、調理もAI化すると言われ始めました。
ですが、まだまだ調理員による手料理で給食は作られています。
人間の温かい手で調理することは、目には見えない温かい気が入るとも言われています。
実際に調理室でも、全く同じ調味料や工程で調理しているのに、調理員によって味が違います。
それは、作り手が違う『手料理』だからです。
普段の生活に活かせる
…はい言いました。
確かに調理室では、機械を使い大きな釜やボウルでいつも作ります。
ですが、経験年数を重ねるごとに
- 調味料の分量
- 味の濃さの適量
- 焼く温度や時間
- 揚げ物の上げる頃合い
- 簡単な行事食の作り方
- 季節を感じる旬の野菜
- 年齢によっての色剤の大きさや切り方
- アレルギーの子どもの対応
などが感覚的にわかってきます。
また子どもたちのおかわりの状況で、好きな味付けやメニューも丸わかりです!
給食室の経験は、思った以上に人生にプラスです!
私も実際子どもに作ったり、一緒に料理をしています。
男の子2人ですが、料理が楽しいようでキッチンを取り合っています。
食材を扱うスキルが上がる
・アブラナ科の野菜には虫や卵がつきやすいこと(虫のいる野菜の方が安心かもしれないですね)
・野菜の下処理の仕方、メニューや年齢にあった切り方がわかる
・「今日のキャベツは固めだから、長めに蒸そう」
など、こちらも感覚的にわかってきます。
恥ずかしながら…筆者は調理員を始めた頃、大失敗だらけでした。
- 小松菜とほうれん草を一緒に下処理してしまい、分別に苦労したり
- 「きゅうりの花の咲く方を切って」と言われてもどこか分からなかったり
- 『スナップえんどう』と『うすいえんどう』、違いがわからないー!
ただ、スナップえんどうは家で子どもに出してみると「おいしい!おかわり!」と2人の息子が争奪戦!
給食室で出会わなければ「給食で食べてるから家ではいいや。」と購入することもなければ下処理の仕方もわからないままだったでしょう。
スキルは確実に上がりますので、必ずや生活に役立ち食卓が華やぐことでしょう。
最後に
いかがでしたか?
仕事を通して、人間には欠かせない衣食住の『食』が学べるって、自分にとっても手料理を食べてくれる人にとってもプラスですよね。
筆者はこの仕事を選んで本当に良かったと思っています。
ぜひ、仕事を探す1つに調理も視野に入れてみてくださいね。
きっと自分も周りにも、良い経験となることでしょう。