みなさん、毎日の食事作りお疲れ様です。
離乳食時期を乗り越え、食べられるようになり、お子様もぐんぐん成長していることでしょう。
そして次にだいたいの方が思うこと…『大人と同じでいいの?』
そんな狭間である『2歳児』の食事についてのお悩み、ぜひ解決させてください!
保育園やこども園に通われていない方は、2歳児の食事についての悩みは深いかと思いますので、ぜひ参考にしてください。
問題→解決⭐︎ 2歳児の食事
フォークは使う?
フォークは使う?
保育園やこども園では、フォークはまだ使わないところが多いでしょう。
スプーンよりフォークの方が、振り回すとお子様自身やお友達に当たると怪我しやすいというのも、理由の一つでしょう。
またスプーンとフォーク両方で遊んでしまうことも多いです。
後で記述しますが、フォークで刺せる大きさは子どもにとって食材が大きいです。
麺類は本当はスプーンに乗る大きさ(3〜4センチ程度)にカットするのがベストですが、手間がかかるのでそれはフォークでも良いかもしれません。
結論、急いでフォークにしなくてもスプーンが使えればフォークも使えますので、急いでフォークを用意する必要はないでしょう。
洗い物も少しでも減らしたいですよね。
ポイント
お皿はどんなものでもいい?
お皿はどんなものでもいい?
お皿のベストは、「深めのお皿、スプーンで食材がすくいやすいお皿」です。
一般的には『返し付きのお皿』と呼ばれるお皿になります。
価格:3300円 |
子どもが食材を食べるとき、お皿の側面を使ってスプーンですくうと乗りやすいため、食べやすくなることでしょう。
またスプーンと反対の手は、お皿に手を添えやすくなります。
あと、少々重さのある食器を使うと安定力抜群!
子どもたち自身で食べることができると、親の手間も減りますね。
お子様にとって「自分ですくえた!」「自分で食べられた!」の経験が増えるといいですね。
ポイント
お皿に食材を盛る量は?
お皿に食材を盛る量は?
大人でも大食いの方と少食の方がいるように、子どもも食べる量はまちまちです。
「標準はこの量だから!」を気にしすぎると、大人も子どもも疲れてしまい、楽しい食事ではなくなってしまいます。
まずは楽しい食事になるように、楽しみましょう!
分かります…!子どもは、遊び食べ・こぼす・汚すの天才です⭐︎笑
「床下に犬かニワトリかがいたら掃除しなくていいのに…」と言っている保護者もいるくらい!笑
(面白い方に持っていくその発想、大好きです♡)
遊び食べ・こぼす・汚す等は、多めに見てあげてください。
年少さんになったら「体や心が元気になるためには食事は大切で、残さずこぼさず食べましょう」と伝えてあげてください。
話が逸れましたね…戻ります!
楽しい食事になるためには、『完食』はとても重要!
だって完食って大人でも嬉しいですよね。
少なめに盛っておかわりできたほうが、お子様もみなさんもイライラせずに済みます。
私の務める園でも、子どもによってまちまち。
- 全て小盛りの子ども
- お汁類は具材ほぼなしの子ども
- ご飯だけ減らす子ども
- 苦手な具材を減らして欲しいと伝えに来る子ども
苦手なご飯があるだけで、美味しい給食が萎えてしまいます。
全く食べないのではなく「少しだけ」盛って食べ切るがポイント!
お子様の「ヤッター!できた!」を増やしましょう。
そして食べた時には、「心も体も強くなったね!」など大いに褒めてあげてください!
おかわりや苦手を克服したら、量を増やしていきましょう!
ポイント
食材の大きさのベストは?
食材の大きさのベストは?
喉に詰まる心配もまだまだ抜けない2歳児さん。
食材の大きさは、基本的に最大で『子ども用スプーンのくぼみの大きさ』となります。
先ほども説明しましたがフォークを使いたいご家庭は、フォークで食材を刺せてしまうため、一口が大きくなりがちです。気をつけましょう。
喉につるんと入りそうな食材は、○の形であれば半分に切る、乱切りするなど喉が塞がらないように気をつけます。
ポイント
味付けは薄めですか?
味付けは薄めですか?
分かります…!
ただ味の濃いものに慣れると、なかなか出汁の味わい・風味・香りなどが感じにくくなります。
また化学調味料で慣れると出汁が美味しいと感じなくなり、余計に化学調味料に頼ることから抜け出せません。
化学調味料は楽なので使いたい気持ちは分かりますが、この時期は出汁の味わいを教えてあげたいですね。
私の知り合いの話し⭐︎
Aさんは子どもの頃、家の食事はずっと薄味だったそうです。
ある時、友達の家へお呼ばれして晩ごはんを食べさせてもらいました。
するとビックリ⭐︎なんと美味しいのでしょう!!
『おばちゃん!めっちゃ美味しい!!』
そればかり言って食べるので、食事を作った友達のお母さんも『いつでも食べにおいで〜!』とよく呼んでくれたそうです。
しかも「食べにおいで〜!」と言ってくれる友達の家は、1件また1件と増えていきました。
ではなぜ、友達のお家の料理は美味しいと感じたのか…
そう!自分の家より味が濃かったのです!
ただ、大人になったAさん曰く…『濃い味は外で食べるから、家では薄味がいい。毎日濃いのばっかりだとしんどくなる。薄味は落ち着く。』だそうです。
濃い味はパンチがあって、美味しい気がしますよね。
でもAさんのように、私の子どもにも家庭では薄味が落ち着くという味覚であって欲しいと思います。
その方が、たまの外食も楽しめそうです♫
ポイント
余談:個人的には出汁パックがおすすめ⭐︎
余談:個人的には出汁パックがおすすめ⭐︎
給食室で取る昆布と鰹の出汁は美味しい!
私の務めるこども園では毎朝出汁を取り、汁ものはもちろん煮物、丼もの、炊き込みご飯系、または味が濃くなってしまった場合も出汁を足して味を調節したりと、様々な料理に変身します。
けれど、仕事と家事、育児を両立する方にとって、出汁をとる時間を作ることは至難の業!
個人的なことですが、私は『出汁パック』でお出汁をとっています!
出汁パックのメーカーにより水の量は様々ですが、だいたい1パック400〜700cc程度の出汁が取れ、出汁が余ったら冷蔵庫に取っています。
我が家は手軽に毎朝野菜を摂取するのに具沢山スープを作っていますが、出汁に野菜とウインナー(我が家は無添加)など好きな具材を入れて煮込むだけです。
手間はかけたくないけど、1日の活力として朝食でも栄養は取って欲しいと考えた結果が、このメニューでした。
様々な出汁パックを食べ比べてみるのも、楽しいですよ🎵
プラスα 2歳児の食事で用意した方が良いもの!
step
1足全体が床にしっかりつく椅子
1足全体が床にしっかりつく椅子
足が浮いていると気持ちが落ち着かないって知っていますか?
大人の方も一度試してみてください。きっとむずむずしますよ。
我が家はテーブルが高いので、長年こちらを愛用中。
価格:5499円 |
他にも様々な椅子がありますので、検討してみてくださいね。
step
2エプロン
2歳児で落ち着いた…と言っても、
こぼします・汚します・遊び食べします!
やはりエプロンがあると安心ですね。
いつの間にか「あれ?こぼさなくなった!」と言う日が来るので、もう少しの我慢です!
step
3手拭きタオルやウェットティッシュ
食材に手が触れて汚れたり、スプーンにうまく乗らずに手を使ってみたりするので、近くにあると便利です。
まとめ
いかがでしたか?
可愛い時期だけど、ちょっぴり困る時期でもある2歳児さん。
子育てに正解はありませんので、ここで書いた内容通りにする必要は全くありません。
参考程度にとどめて、自分なりの育児スタイルを貫いてくださいね。
私の1番の願いです。